広島大学大学院 医系科学研究科 循環器内科学

同門会

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同門会長の挨拶

松本公治先生.jpg
広島大学循環器内科同門会会長就任挨拶
済生会広島病院院長
松本公治(昭和56年卒)

 このたび、長崎孝太郎会長の後任として 広島大学循環器内科同門会会長に選出されました昭和56年広島大学医学部卒の松本公治です。長崎先生のリーダーシップの下、同門会はコロナ禍においても多くの素晴らしい活動を展開し、会員相互の親睦や学術の向上に寄与してきました。長崎先生の功績に心から感謝申し上げるとともに、その理念を受け継ぎ、さらに発展させていく所存です。

 広島大学循環器内科教室は、 令和2年4月1日より木原前教授の後任として中野由紀子教授がご就任されました。 木原前教授の築かれた循環器内科の基礎の上に、中野先生の専門領域である不整脈だけでなく、幅広く循環器疾患の研究と診療において、常に最前線で活動を展開していただいています。私たち同門会は、その教室の発展を支える大切な役割を担っており、会員の皆様がより一層充実した活動ができるよう尽力していくつもりです。 同門会の会則に定められている通り、私たちの目的は会員相互の親睦を深め、学術の向上と医道の昂揚を図り、広島大学循環器内科教室の発展に資することです。これを実現するためには、会員一人一人の積極的参加が不可欠です。私たちのもつ知識と経験を共有して意見を交わすことで、さらなる知識の深まりと技術の向上が図れると信じています。

 医師の働き方改革が進められ、医師の診療科及び地域偏在による医療危機のなかで、大学病院や出張病院の先生方は、限られた時間と人数で、やるべき事はますます増えて大変な時代となっています。超高齢社会を迎えて開業医も勤務医も高齢化しており、医療人材を確保することが困難になっています。そのなかで若手医師や学生の育成は非常に重要なテーマだと思います。未来の循環器医を目指す若者たちに、私たちの経験を伝え、サポートすることが、同門会の発展につながると確信しています。彼らの情熱と新しい視点を取り入れることで私たち自身も成長できると考えます。

 今回、同門会副会長に上田宏徳先生を指名させていただきました。これからの2年間、皆様と共に歩み、広島大学循環器内科教室ならびに同門会のさらなる発展を目指して努力して参ります。皆様の温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

 最後にこれからの活動を通じて、皆様との絆がよりいっそう深まり、共に学びあい、成長していくことを願っています。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

(2024年10月28日)