前田潤二(平成29年卒)JA尾道総合病院
後期研修期間 平成31年4月― JA尾道総合病院
令和元年に入局させていただきました前田潤二と申します。
急性期から慢性期まで、また管理に携わることができる循環器医療に魅力を感じて入局させていただ
きました。
私は医師3年目、後期研修医1年目より尾道市のJA尾道総合病院に勤務させていただいております。当院は広島県東部の地域医療を担うとともに、広島県北部やしまなみの島々や時に愛媛県の地域医療も担っております。救急疾患から慢性期まで近隣の病院や地域の開業医と連携を取りながら住民に地域医療を提供できることを理念としております。
私は循環器内科医として、経験が浅く力不足を感じる日々は続いておりますが、それでも患者様が元気になっていく姿を見ると喜びを感じ、循環器内科を選択してよかったと思える瞬間でもあります。
業務内容としては週2回外来新診療や週1回心臓超音波検査を担当させていただいております。それ以外の時はカテーテル検査治療に入り、また急患対応に備えております。
カテーテル領域では上級医の先生方に、CAGやPCI、アブレーション、ペースメーカ/ICD植え込み術などの手技にも指導していただきながら多くを経験しております。その他心リハカンファレンスやカテーテルカンファレンスや抄読会を週1回のペースでそれぞれ行っております。心不全管理には多職種の介入が必要であり、チーム医療が重要であることを実感しております。
循環器の待機当直とICU当直以外にも第1日当直にも所属しており、これは内科外科問わず外傷も含め3次救急まで救急車と近隣開業医からの紹介を対応するというものであります。非常に忙しく休む時間がありませんが、循環器領域以外の疾患分野にも触れておくことは内科医として非常に大切なことだと思っております。
日々の業務が膨大で、また治療が難渋することもあり、常に頭を抱えている状況ではありますが、それでも上級医の先生をはじめ、たくさんの人々に支えていただきながら日々前進することができております。一刻も早く1人前になり、循環器内科医として力になれるように、精進して参りたいと思いますのでこれからもご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。