岸本真治(平成21年卒)広島市立広島市民病院
後期研修期間:平成23年4月~平成25年3月
広島市立広島市民病院は広島市の中心部、広島城のすぐ近くの基町にあります。
市内中心部で交通のアクセスも良いことから、非常に多くの症例が集まる病院です。
虚血性心疾患、心不全、不整脈など多種多様な循環器疾患が来ます。
特に虚血性心疾患に関しては年間心臓カテーテル検査(CAG)約3300名、年間カテーテル治療(PCI, PTA, ABL)約1000名、急性心筋梗塞約200名と非常に多くの症例があります。これら多くの症例を、循環器内科医師14名(当時)で診療を行っておりました。
後期研修医(レジデント)の主な業務は、入院患者の受け持ちと、救急外来での急患対応となります。
当直は3次救急当直を行い、循環器内科疾患以外にも対応するため、救急疾患に対しても非常に勉強になります。
毎朝CCUカンファレンスや、週1回のカテーテルカンファレンス、心臓血管外科との合同カンファレンスなどがあり、それぞれの症例の検討を行うことで、常にフィードバックがかかるようになっております。
知識、経験豊富なスタッフの先生方がおられるため、知識的にも技術的にも短期間に身に付きます。
また学会発表や、論文執筆なども盛んに行っており、非常に充実した研修ができました。